CEL EXPLOSION

[ 2018.06.28 AE Effects 


INTRODUCTION 作品紹介

「3DCGでもアニメ調のエフェクトを作れるのだからAfter Effectsでも作れるだろう」と思って作成したセルルックの爆発エフェクトです。

シェイプレイヤーで球状の煙を作成してTrapcode Particularでアニメーションさせています。

 

Trapcode ParticularはParticle同士を干渉させることができないため、形状をハッキリと見せたいものは配置に注意しないと手前と奥のParticleが突然入れ替わりパカついてしまいます。この特性は『Cel Explosion』を作成するうえで最大の難点でした。そのため、自然にアニメーションして見えるように部分的に煙素材を分けるなど調整を加えています。

CelExplosion_image

 

IMPRESSIONS 感想

3DCGはキャラクターだけでなくエフェクトもセルルックの作品が増えてきていますね。しかし、After Effectsでのセルルックエフェクト開発についての話しは余り聞こえてきません。

 

これは3DCGと比べてAfter Effectsはアニメーターとの距離感が遠かったことが一つの要因だと考えています。

 

デジタル作画への移行が始まった現在、作画アニメーターとAfter Effectsとの距離を縮めるきっかけが生まれたらAfter Effectsでのセルルック表現も新たな段階に踏み込むことができるのかもしれません。